Face bookに書いたのですが、ブログにも!
『 昨晩、「メタボリズムの未来都市展」に言ってきました。六本木ヒルズ内の森美術館最終日に滑り込みです。それにしても森美術館はエライ!夜10時までやっている美術館は日本ではそうそうないですよね。
メタボリズム運動というものがかつてありました。私が生まれる前の事です。そして平たく言えば、大阪万博で開花し、しばらくは高度成長の中で脚光を浴びたものの、好景気も行き過ぎると、メタボリズム(直訳すれば新陳代謝)的な建築や都市は面倒くさい、スクラップ&ビルドでいいじゃないかと言う事で、自然消滅してゆきました。丹下健三、磯崎新、黒川紀章、菊竹清訓など、教科書に出て来る日本の巨匠建築家の面々が世界に発信した建築思潮です。圧巻でした。
ものには流行と言うものがありますが、建築もまた例外ではなく、大きな流れといったようなものがあります。建築の場合はそれは政治や経済と切っても切れないわけですが、メタボリズムはモダニズムの中の一潮流とする事が出来ると思います。モダニズムはインターナショナルスタイルと言ってもよく、その方がわかりやすいかもしれません。世界中の先進国が成長を加速させる60年代にあって、どこにでも同じものを合理性の元に構築出来るモダニズムは大変に好都合だったとも言えます。
成長は∞だと過信して過度に成長を続けた挙げ句にポストモダニズムは生まれ、バブル崩壊と共に終焉しました。その後しばらく混迷の時代が続きました。建築評論の中には「ポストモダンの次なるものは?」といったようなテーマが多く見られたのもこの頃です。そして今日、建築は1にも2にも「環境」です。存在そのものが環境破壊とも言えなくも無い建築が環境を語っています。この先、どこへ行くのでしょう。。。せっかちな人達が環境の次を考え始めたその矢先、3.11がおきました。戦後最大と言っても良いこの不幸な出来事は、建築と都市デザインの潮流を大きく変えると思われます。人類はもう「環境」を忘れる事は出来ませんが、それだけではない、新しい潮流は生まれそうです。・・・・・たとえば環境と結びついた新しいメタボリズムが生まれるかもしれません。(推敲無し、失礼!)