2011年 12月 19日
マルコビッチな家 |
「マルコビッチな家」の設計が完成した。まだ設計だけである。当初の予定よりも2ヶ月程遅れての完成だがお互いに何となく慌てて仕上げる事も無いか、、、折角だから楽しもう!といった感じでココまできた。が多分、年を越すと銀行あたりからぶつぶつと言われそうなので、ここに来て一気に仕上げた。これから工事をしてくれる工務店を探して見積もりを依頼する事になる。2月初旬に工事を開始して5ヶ月で完成する予定。
このマルコビッチの家の家主は鉄を使ったアート作品をつくる美術家だ。私がつくる家の持つ「経年変化」という運命と、彼の手による鉄が生み出す「錆」という「物質変化」が「時間軸」という概念の中で融合した魅力的な家となる。
とは言っても家の素材として鉄や錆を使っている訳ではない。錆びさせた鉄を使った壁などこれまでの作品の中でも時折使ってきたが、このマルコビッチの家ではあえて使わない。軽卒で軽薄だと感じたからだ。この家には魅力的な沢山の錆びた鉄作品が展示される事となる。その時に僕の考えた「時の流れ」を感じて欲しい、、、と思ったのだ。
「マルコビッチの家」というブログがある。ご夫婦で書いているのだが、これが大変楽しいものとなっている。私のホームページにバナーが貼ってある。合わせて彼が参画しているエトリア編集部発行の「エトリア 3rd 2011冬号」の中に佐々木善樹との家づくりについて書いている。電子版にもなっているのでこちらも是非、、、。 雑誌エトリア
http://p.booklog.jp/book/40817
マルコビッチな家ブログ
このマルコビッチの家の家主は鉄を使ったアート作品をつくる美術家だ。私がつくる家の持つ「経年変化」という運命と、彼の手による鉄が生み出す「錆」という「物質変化」が「時間軸」という概念の中で融合した魅力的な家となる。
とは言っても家の素材として鉄や錆を使っている訳ではない。錆びさせた鉄を使った壁などこれまでの作品の中でも時折使ってきたが、このマルコビッチの家ではあえて使わない。軽卒で軽薄だと感じたからだ。この家には魅力的な沢山の錆びた鉄作品が展示される事となる。その時に僕の考えた「時の流れ」を感じて欲しい、、、と思ったのだ。
「マルコビッチの家」というブログがある。ご夫婦で書いているのだが、これが大変楽しいものとなっている。私のホームページにバナーが貼ってある。合わせて彼が参画しているエトリア編集部発行の「エトリア 3rd 2011冬号」の中に佐々木善樹との家づくりについて書いている。電子版にもなっているのでこちらも是非、、、。
http://p.booklog.jp/book/40817
by sasstyle
| 2011-12-19 15:19
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